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論文

異形鉄筋の表面形状が鉄筋コンクリートの付着性能に及ぼす影響

小林 謙祐*; 安江 歩夢*; 諸岡 聡; 兼松 学*

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 44(1), p.208 - 213, 2022/07

異形鉄筋の表面形状がコンクリートとの付着性能に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、引抜試験および中性子回折法による鉄筋応力測定を実施した。実験結果より、引抜試験における付着応力-自由端すべり量曲線では、表面形状の違いによって大きく異なる結果となった。一方、鉄筋応力の測定では、各水準の応力分布に差異は見られなかった。したがって、鉄筋に自由端すべりが生じる条件下においては、鉄筋の表面形状が付着性能に影響を及ぼすことが推察された。

論文

中性子技術を用いたRCの腐食ひび割れの補修による鉄筋付着性能回復の検証

関根 麻里子*; 鈴木 裕士; 兼松 学*

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 40(1), p.1545 - 1550, 2018/07

本論文は、これまで難しいとされてきた鉄筋コンクリート内の健全および腐食した鉄筋、さらに腐食ひび割れに補修を施した鉄筋コンクリート内の腐食鉄筋の応力分布を工学材料回折装置を用いて精度良く測定し、また、中性子イメージング装置を用いたCT撮影により試験体内部のひび割れ分布と補修材充填状態を確認した。検証の結果、腐食グレードによる付着応力度分布の変化を捉えることができた。また、腐食ひび割れに対して補修材を施工した場合、摩擦力の向上およびコンクリートの拘束効果の回復によって付着が回復することが確認された。

論文

非定常電気泳動とEPMAによるコンクリート中の塩化物イオン拡散係数の迅速測定

荻野 正貴*; 大脇 英司*; 白瀬 光泰*; 中山 雅

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 39(1), p.703 - 708, 2017/07

塩化物イオンの拡散係数はコンクリートの耐久性を評価する重要な指標であるが、耐久性の高いコンクリートは物質透過抵抗性に優れるため、測定に時間を要する。われわれは非定常の電気泳動操作にEPMAを組み合わせた迅速法について検討した。浸入した塩化物イオンについて、浸入範囲と濃度分布を求め、塩化物イオンの分布から電気泳動が主たる輸送機構ではないと判断される浸入範囲を除外し、Nernst-Planckの式により拡散係数を求めた。この拡散係数は、塩水浸せき試験により得られる値とほぼ同等である。従来の試験と比較し、試験期間を1$$sim$$2割程度に短縮できる可能性があることが確認できた。

論文

ポゾラン高含有鉄筋コンクリートの長期海洋暴露試験

竹田 宣典*; 桑江 ひとみ*; 中山 雅; 小林 保之

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 31(1), p.895 - 900, 2009/07

pHが11.0程度の低アルカリ性を有するフライアッシュ高含有シリカフュームセメント(HFSC)について、鉄筋コンクリートとしての適用性を評価することを目的として、コンクリート供試体の6年間の海洋暴露試験を行い、圧縮強度,塩化物イオン侵入量,鉄筋腐食について調査し、腐食ひび割れの発生時期を予測した。その結果、6年間の海洋環境下における圧縮強度の低下はなく、塩化物イオンの侵入は普通ポルトランドセメントに比べて少ないことが明らかになった。また、鉄筋腐食は、塩化物イオンの侵入が少ない時期に生じるが、その進行は遅く、かぶり100mm,鉄筋径22mmの場合の腐食ひび割れ発生時期は50$$sim$$100年後と予測される。以上のことから、HFSCを鉄筋コンクリートに適用する場合には、鉄筋径や使用部位を適切に選定することが重要となることが示唆された。

論文

中性子ラジオグラフィによるコンクリートのひび割れ部における水分挙動の可視化及び定量化に関する研究

兼松 学*; 野口 貴文*; 丸山 一平*; 飯倉 寛

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 29(1), p.981 - 986, 2007/00

非破壊可視化・定量化技術の一つである中性子ラジオグラフィを用い、コンクリートのひび割れ中の水分挙動の可視化及び定量化を目的とした基礎的な研究を行った。ペーストを用い本手法の定量精度確認した後、ひび割れ部の水分挙動の可視化を試みた。その結果、ひび割れ部及びマトリクス中に移動する水分挙動を高解像能で可視化・定量化可能であることが明らかとなった。

論文

EPMAによるセメント硬化体のCl$$^{-}$$の拡散係数と間隙構造の評価

三原 守弘; 松村 将充*; 長坂 昌朗*; 鳥居 和之*

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 29(1), p.1023 - 1028, 2007/00

セメント硬化体中の塩化物イオン(Cl$$^{-}$$)の拡散移動に関して、電子プローブ微小部分析法(EPMA)で得られた塩化物イオンの濃度プロファイルより見掛けの拡散係数を求めるとともに、水銀圧入法,反射電子像より硬化体の間隙構造を定量的に評価した。その結果、EPMAによるセメント硬化体の見掛けの拡散係数の取得方法の有効性,水セメント比と見掛けの拡散係数との関係が明らかになった。また、NaCl及びCaCl$$_{2}$$溶液に浸漬したセメント硬化体の見掛けの拡散係数には明確な差異は認められなかった。

論文

ポゾラン高含有低アルカリ性吹付けコンクリートの施工性

入矢 桂史郎*; 中山 雅; 小西 一寛; 三原 守弘

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 28(1), p.173 - 178, 2006/00

数千年以上の半減期の核種を持つ放射性廃棄物を処分する施設に適用するために、普通ポルトランドセメントよりも浸出水のpHが低い、フライアッシュを高含有したシリカフュームセメントを開発した。放射性廃棄物の処分施設の建設では吹付けコンクリートとして施工することが考えられているが、凝結時間や若材齢強度などに課題がある。本研究では、ポゾランの混合割合や水結合材比及び急結剤の種類を適切に選定することで、トンネル支保工としての適用が可能であることを示した。

論文

石炭灰(フライアッシュ)の高強度吹付けコンクリートへの適用性

尾留川 剛; 小島 亘; 白戸 伸明*; 齋藤 敏樹*

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 28(1), p.1637 - 1642, 2006/00

日本原子力研究開発機構が建設する地下研究坑道に、高強度吹付けコンクリート(設計基準強度36N/mm$$^{2}$$)の使用を計画している。そこで、環境保全の観点から石炭火力発電所から発生するフライアッシュを有効利用し、細骨材置換した吹付けコンクリートの配合設計を行うこととした。その結果、フライアッシュの使用により所要の流動性を確保するための高性能減水剤量は若干多くなるものの、単位セメント量及び単位急結剤量を減少させることができ、経済性にも優位であることを確認した。また、施工性はフライアッシュを使用しない場合と遜色なく、高強度吹付けコンクリートに適用可能であることが確認された。

論文

三次元有限要素法を用いたアンカー擁壁の設計

伊波 あかね*; 松原 仁; 伊良波 繁雄*; 神田 康行*

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 27(2), p.1663 - 1668, 2005/00

原子炉建屋等に代表されるコンクリート構造物は、コンクリート・鉄筋・鉄骨・地盤等の多数の異なる材料が互いに連成して、外力に抵抗する。したがって、すべて構成材料を厳密に考慮した変形挙動や応力状態を解析的に解明し、構造物の安全性や安全担保を提供することは非常に重要な課題である。一般的に、このような問題を取り扱う場合、梁理論等を駆使し、より簡略化した構造解析が行われる。しかし、部材断面ごとに生じる詳細な応力状態や部材ごとに異なる変形を評価することは不可能である。本論文では、新しい工法によって設計された土留め擁壁に対して、すべての構成材料を考慮した三次元有限要素解析を行った。その結果、各構成材料の連成した変形挙動や応力集中等が明らかになった。

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